理屈抜き

2005年8月8日
理屈抜きでものが考えられない。
理屈抜きで行動なんてできない。

あたしが数学が苦手な理由に気付いた。

数学の公式。
いくつもあるでしょ?
それに当てはめて答えを導き出せばいいってことだけ。
だけど、あたしはその公式が気になる。
なぜxとかyとかπとか出て来るんだ?
一体誰が考えたんだ?
いつこう決まったんだ?
本当にコレが一番いいの?
何の意味があるの?
っていうかコレって応え出す意味は何?何の為?
これが何になるんだろう。
この公式もグラフも、一体いつ使うんだろう?

そういったことばかり考えていた。
数学は理屈ぬきに説くべきものだと言うが、あたしにはムリだったのだ。
それでも仕方なく、高校へ入ってからは疑問を抱きながらも赤点を逃れる為、一生懸命解き方を教わったけどな。
けどやっぱりさ、理解して理屈を自分で見つけないと、その問題に立ち向かう気がしないのよね。

変わって国語類は答えが1つでないでしょ?
だからあたしにはやりやすいはずだったけど、「この答えでいいのかな?」「この作者は本当にこう思ってたのかな?」「あたしはこう感じるけど、みんなはどう思っているんだろう」とか色々考えちゃって、自分の答えや思ったことに全く自信がもてず、人前で何か言わされるのとか、読書感想文を読むとか、もうそういったことはものすごく苦手だった。
よく先生の目線から隠れたよ。
指されたくなくてね。
自分の意見や答えを他人に明かすのが何より嫌だった。

それは今も変わっていない。
だって、自分の意見なんてとてもちっぽけな気がするんですもの。
他人の意見を聞いて「あぁ、そういう見方もあるな」と思う。
そうすると自分のこと、本当に情けなくていつも劣等感を抱くよ。
小さい頃からそうだったんだ。

理屈ばっかり頭で考えているから、勉強もうまくできなかった。
成績のいい友達がそばに居て、いつもどこかで劣等感を感じずに入られなかった。
どこかでバカにされているんだと思ってた。

今もきっと「誰かにバカにされてるんだろうな」という気持ちがある。
人と話した後など、そういった不安でいっぱいだ。

いろんな空気に触れても、あたしは自分の殻を壊すことができないよ。
本当にしたいことを今感じてることを、他人に表現し言葉にすることは絶対にできない。

人を信じていないんだな。
誰だって心はすぐに変わるから怖いんだよ。
「この1つで離れていくかも」「あたしの見方を変えられてしまうかも、しかも悪い方に」とそんなことばかり思う。

ようは自分に自身がない。
常にね。

自分の好きなものも言えない。
本当にしたいことも言えない。
大事な人は居ない。
想われても居ないよ。

幸福な場所に生まれたのに、自分で幸福を無駄にしているのかな。
必死に生きるとか、きっと分からないで死ぬんだな。
なんだか生きているのが申し訳なくなる。
だって生きるので精一杯な人はこの世にたくさん居て、同じ地球なのに同じ人間なのにさ、あたしは何やってんだろうって。

いろんなこと見て感じて思って考えても、行動に出なきゃ何も見てない、何も知らないおバカさんと同じなんだ。

例えばあり一匹を見たとして、その世界をどこまでも無限に考えて過去とか未来とか、生きてる場所とか、想像を広げて自分の感情最大限に使ってみればいい。

そこで何か、新しいことに動くことができたらいいな。

少しずつ頑張ったらいい。

そうしないとやっぱり毎日同じことで後悔するんだよ。

もっと話し合える人、見つけよう。

あたしの思う宇宙空間とか世界観とか、少しでも話せたらいい。

そうだ、もっと人に出会ったらいい。

その為には、今生きてる場所を変えるべきかな。

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