泣かないで。

2005年7月31日
いつも疲れた顔や怒った顔をしていて、楽しそうな顔をほとんど見たことがないよ。
クールとはそういうことかい?
楽しい感情は抑えて見せないようにするのに、怒った感情はまるわかりじゃないか。
そんなのっておかしくない?
働く場所だから仕方がないことかい?
いろんな人の思惑が交差して、楽しいことばかりではない。
むしろ自分にストレスを与えることばかりがまわりにあるのだろう。
誰もが楽しい顔の空間には、やはりお金を出さないといけない場なのかな。
そんな場所と時間は有り得ないのかな。
あたしが知らないだけかな。
誰もが楽しいって思って笑ってる場所。
誰もが嫌な感情を持っていない場所。

それにしたって笑顔が無さ過ぎる。
あたしは何をしたらいいか。
無理矢理下らないギャグで和ませようとしてもわざとらしい。
それにそういう存在こそ逆効果だったりする場合がある。
あたしは何も出来ないかな。
空気も新しい風も、吹かせて入れ換えることは出来ないかな。
思い付かないんだ。
暗い顔の人一人を少しでも暗い顔でなくさせる術が、あたしには見付からないんだ。
無力だよ。
困って焦ったり悩んだりしている人にも、きっと気付くことが出来ないんだ。
こんなあたしが人を想い続け守り続けることが出来るはずもなく、今だって明確じゃないこの自分の存在事態に疑問を抱くんだ。
愛して止まない人なんて見付かるわけもないんだよ。
自分を大事に思えない人間が、他人を想い続けることは不可能だよ。

素晴らしい音を沢山聞いて、体に染み込ませた。
どんな曲も沢山素敵で、でも全部何故だか遠くで、生で聞いたってあたしのものには永遠にならないよ。
かなしいね。
何も手にできないや。
全て生で動き続けるものだから、掴めないし手に出来ないんだ。
永遠に。
なにもかも。
音も時間も光も人も動き続けているから。


そんな風に思った昨日の夜のあたしも、今日は人に「ありがとう」と言われたよ。
少しでも和ますことができたんだ。
悔しくて泣いてる人を、少しでも救うことができた。
いろんな人のいろんな人の思惑が交差していて、そこで躓き苦しむ人に、少しでも笑顔に変えることできる存在になりたい。
余裕があれば、いろんな人の気持ちを受け止め、自分のできることをしたい。
それで固くなった気持ちや、こわばった顔を少しでも柔らかくすることができればいいのに。
人の精神的に疲れている顔とか、困ったり起こったりしている顔とか、そういうのを見ていい気持ちになる人なんていない。
その空気は必ず伝わってきて、他人を困惑させるよ。
あたしはそこで何ができるか。下手なことをして失敗するのを恐れず、考えるよ。もっと。
今なんて言ったらいいか。何をしたらいいか。
余計なお世話かもしれないけど、その人が「疲れている」と言葉に訴えた時点で、その人は相手に何かを求め、例え理解して欲しいとか同意して欲しいとかだけだったとしても、きっと何かを求めてるから、あたしはその為に何かを返さなくてはいけないのかなと考える。
それで、何を言ったらいいか、どうしたらいいか、考える。

けど、「あなたはいつも楽しそうだね」とバカにされた風だと、なんだか悲しいけど、キレたくもなったけど、けどね、そう思われているなら逆にいいと思うことにした。
あたしはそうやって楽しそうに見えるのなら、周りの空気を楽しそうなものに変えてやりたいよ。
はっきり言ってあたしは他人と話せば、空元気になるよ。
暗く見えないように、嫌われないように、明るく元気におかしなことをわざと言ったりするよ。
けど、もうそれは慣れっこで、勘違いされるのも慣れっこで、変な子だと思われるのももう慣れっこで、それならいっそうもう、それを貫き通し周りも楽しくさせたいよ。
ねぇみんな、笑顔になってよ。
その暗い気持ちにさせるもの、あたしがどうにか取り払ってあげたいよ。
一緒に考えるから、理由を言ってみてよ。
あたしに到底及ばないものばかりの内容かもしれないけど、偽善とかじゃなく、本当にそう思うんだ。
ただ、自分が「疲れた」とか「病んでるんだよ」とか暗い顔とか言葉を聞きたくないだけなのかもしれない。
だけど、それを変えたいと思うのは本当だよ。
それでみんながそれぞれ明るくなって、空間も楽しく明るくなったらいいのにって思うんだ。
だって本当に辛いんだ。
みんなが「今あの人はあの人のこと冷たい目で見てる」とか気付くの。
嫌な気持ちになるよ。
漫画みたいに吹き出しを出したら、そういったみたくもない言葉がきっとこの空間にはたくさん浮かんでいる。って。
泣いてる人も見たくないよ。
悔しい涙。
ごめんね。早く気付いてあげられなくて。
あたし何もできないでごめんね。
あたしはもともと周りからも頼られるような存在に、どうしても見えないし実際頼られても困ってしまったりするけど、助けたい気持ちはあるんだよ。



憧れの人と目が合ったことを思い出すと、それだけで元気が出るよ。
あたしは他人にとってどんな存在になれるかな。
理想の存在には到底まだまだなれそうにない。
理想が高すぎるのもあるけど、あたし少しずつ頑張りたいんだ。

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