くだらない空想

2005年7月11日
時々私が歩いた場所に、足跡が残っているか確かめるよ。
明るいところに立った時、影は出てるか確かめるよ。

あたしは言葉に結構鈍感で、そんなに「傷ついた」っていうことを言われたことがない。
それよりもその真意は、とかその時の表情とか、気になって知りたくなる。
奥底っていうかね。
どう思ってそういってんのかとか。
けどあたしは誤解した捉え方をされたり、決め付けられたりするのがとてもいやで、そういうことがあったりするとその人を疑ってしまったりする。
だからようは我儘なのか。
どうでもいい話だ。

見えない何かで繋がりたい。
見えない何かで繋がったものを知って、感じたい。
例えそれが自分だけ感じたことだとしても、一瞬だけのことだったとしても。
見えない何かを知りたいんだよ。
それはすぐ消えてしまいそうで、見えないから危ういもので、誰にも伝えようのないことだけど、そうなったものを知りたいんだ。
見えないワッカがきっとできているよ。
あたしもそれを作ってみたい。
いつか壊れると知っていても。

けど落ちる。
時々自分が気持ち悪くなる。
目覚めてすぐ、自分の腕をスパースパーッとね、っと言いながら切る想像をしていた。
目覚めてすぐだよ?どんな夢を見ていたんだと。
気持ちが悪かった。

「殴ってください」と呟いていた。
誰にともなく、そう思った。
痛みなんてどうでもいい。
深く深く傷を負って倒れてしまえ。
そしてあたしはそこから這い上がってこれるかい?と自分をゲームの主人公にでも見立てたかのような想像をしてしまう。
くだらない。
そんなの実際にあったら、弱いあたしはすぐに倒れ自分を消すだろう。
誰もあたしを待ってはいないし、何も守るものないからね。
きっと何も大事じゃないからこういうこと思えるんだ。
自分がここにいることを、いくら素敵なことを感じたって、素敵な友人に出会えたって、確立できないんだ。
どっかで何かから酷い引け目を感じているんだ。
何からなんて分からん。
だからどこかへ行って、人が大勢の場所だと、自分を見失わないように必死だ。
「大丈夫、あたしはあたしで今ここにいて電車に乗ってこの景色みてる」「普通にできてる」と自分を安心させるんだ。
なんだろう。
鏡の自分がどんどんキライになるよ。
かわいくないよ。
いい子じゃないよ。

どうしたら自分を褒めることができるのか。
結局またここに戻ってしまうんだ。

宇宙に飛んで何もかも小さいと思っていつも笑っていられたら。
だけど、誰かが死んだらそれは悲しくて、その命が見えない宇宙に漂う魂だけになってしまったら、あたしは探すこともできず、自分も早くその見えないものになりたいと必死に願ってしまうかもしれない。
バカじゃん。結局。

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