眠りに着く前。

2005年6月11日
自転車に乗って、感じた風も流した汗も見上げた雲も降られた雨も歌った時間も手紙に泣いた道も、それを全て感じたことを忘れなくない。

痛かった感情が忘れづらいのは当たり前だ。
それを覚えていたいからだ。
忘れず自分の宝物として残し、成長する為だ。

夏が終わる匂いと、虫の音を感じ、切なくなる気持ちをいつまでも持ち続けたい。
気付ける余裕を無くしたくない。
心を忙しくして、自分が傷つかないように鈍くすることなんてしたくない。
たまには向き合って本当に思うことを考えたり、本当に欲しいものを考えたり、他人の話を受け止めたりしなくちゃ。

開いた距離、本当に繋げっているのだろうか?
電子の繋がりで、繋がったなんて勘違いしていないかしら。
あたしはそれで安心しようとしていないかしら。

想いが空に浮かんで溶けて、青に溶けて届けばいい。
文字なんて頼りにしないで、見える形、想いの形そのままを表現して伝えるためにはどうしたらいいの?

今あたしはどう感じてどう生きてるの?
どう生きたいの?
誰を何を必要としてるのか?
傷つかないように人を傷つけていないか?
伝わらない想いが浮かんでは届かず消える。
大事にしていきたいものを、本当に大事にできているか。

当たり前だと感じ過ぎてやしないか。
永遠じゃないことを忘れていないか。
鈍く鈍く過ごす。
感じすぎると自分を苦しめるから。

苦しんでもそのままでいられないことはわかってる。
いつかは何か少しずつでも、何かみつかって生きていけることはわかってる。

刺さった言葉も刺した想いもいつかは消えゆくなら、そこに刹那を感じずには居られない。
それも大事に思えるだろう。

寝る。

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