日曜日の道に焦る。

2005年3月28日
道の混雑さに「日曜日だった!失敗した〜!」と叫びながら運転。
極端に遅い人、初心者で危なっかしい人、それにイライラし追い越しをかける人。
なんだか色々な中、焦りながら運転。
しかし余裕で迷わず到着。
いい感じの場所だった。
駐車場も近かったし、裏道は穏かだし。
なんといっても寒くない天気。
Tシャツで余裕で歩けた。
イイね。

驚いたことに、なんと、視界が狭まれない最も前という場所で、演奏者を見ることができてしまった。
正直初めてでドキドキしましたワ。
だって一応、演者側としても、見ていなくても視界に入ってしまう場所だろうし。
なんだかどうしたもんだかね。
あたしは基本的に冷静で理性的に周りを見て自分の行動をする癖があるので、なかなか我を忘れて周りを考えず叫んだりノッたりできないから、けどそれも楽しめなくなるひとつの要因だと思っているので、「オット、いけないいけない!音楽に身をゆだねよう!そして見たいものを見よう」と何度も冷静に周りを見てしまう自分に言い聞かせて、自分なりに楽しんだ。

そして楽しめたね。
もうね、なんだかホールでは楽しめないような気がしてしまう。
でかい会場では楽しめないような気がしてしまう。
あの狭い空間で、演者が近くて、わーっと押し潰されながらも楽しめる感じ。
みんな同じものを聞いて見て、一緒に楽しんでいる感じ。
止み付きになりそうですヨ。

耳は相変わらずヘンだけどね。

よって歌詞やらMCやら、聞き取れないことが多かった。
みんなの笑ってるとこがわかんなくてね。
まいるね。
しかし今日はいい場所だったので音は悪くなく、しかもとても心地いい安定したベース音がすごく聞こえてよかった。
楽器を引く手元を見るのが好き。
今日は楽器の木目まで見てしまったよ。
アリガトウ。

しかし近かった。
始めのうちは、照れくさくて上を見れなかったぜ。
なんていうか、近いとまた違うのね。
後ろが見れなくて状況が良くわからないけど、その分自分の楽しみ方を見つけられるかもしれない。

あ〜もっともっと行きたいね。

1人でばっかり行動してたから、他人と話すのがおもしろくなった。
知らない人とさ、笑い合ったり助け合ったり。
好きなものが同じって素晴らしい。
競い合う事じゃない。
いがみ合う事じゃない。

もっと1人で出かけて、知らない人と話してみたい。
そう思った。

同じ時代に生きて、同じものを好きになる。
そして同じ空間を楽しむ。

あ〜ぁ、感じ方は違えども、好きって気持ちは一緒だな。

よかった。

明日からまた、楽しい日々に向って過ごしたい。
ポジティブに生きたい。
歌えば落ち着ける気持ち。
踊れば楽しくなる時間。

つまらない時でも、あたしはいつも好きな歌を歌う。
そして心が落ち着くんだ。
楽しい時は踊る。
心地良い音楽にのせて揺れ動ける体を大事にしたい。
それ位の余裕をいつも持っていたい。

月の光でスポットライト。
月に向って蹴り上げる足。
サッカー選手にはなれないけど、あたしにはあたしにしかできないことがきっとある。
そう思って今日も明日も頑張りたいよ。

まだまだ、何に向って進めばいいか、やっぱりわからないけどさ、それをわかって頑張っている人を羨んで自分を蔑んでないで、そういった人たちからパワーを貰って、自分を探してちょっとずつ掴んでいけばいいじゃない。

浮かれたてもいい。
落ちてもいい。
素直にいきたい。

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