人間を沢山見る。

2005年3月26日
今日は出かけたので、人間を沢山見た。
電車にも乗ったし、人の多いところにも行った。

なんていうか、冷たい目や態度の人、逆に暖かい人、微笑ましい人、感動させる人、いろいろ感じた。

パーキングのおばちゃんはとても優しかった。
サービスでいつもなのかもしれないけど、缶烏龍を貰ったのは初めてのことでかなりびっくりした。
焦っていて、声もでかくおかしなあたしは「うれしいですっ!有難うございますっ!お願いしますっ!」と焦った笑顔で駅までかけた。

夜は駅員さんが冷たい。
もう帰りたいのか?
あたしそんなおかしなこと聞いたか?
かなしい。

電車の中で、「ん?」と思う人。
おじさんだね。
カバンも何も持ってなかったから、仕事なのかはたまた怪しい仕事なのか、飲み帰りなのか、毛玉だらけのネクタイをした彼。
空いてるスペースで、大きく深呼吸のような溜息なのかなんなのかついたあと、いつの間にかステップを踏んでいる。
とても軽やかだ。
ダンスでもやっているのであろうか。
私は段々おもしろくなって、密かに笑ってしまった。
そこを若い女の子に見られた。
周りのサラリーマンやらはとても冷たい目線。
本当に冷たい目線。
あたしはびっくりする。
何にって、その冷たさに。
あのね、なんていうか、きっと頭おかしいわけでもないんだよ。
気分いいんじゃないの?
うれしいことでもあったんじゃないの?
ステップ踏みたくなっちゃうようなさ。
いいじゃん。
たまにそんな人いた方がさ。
おもしろいじゃん。
そんな冷たい視線でちらちら見てさ。
なんかいやだった。
あたしはおもしろかった。
楽しかったよ。
ステップ色々やっていて、頭の中にはどんな音楽が流れているのかなぁとか、考えながら密かに見入っていた。
見て見ぬフリの変な空気の電車に、そういう人がたまにいた方が、絶対いいと思うんだけどな。
むしろもうピエロとかさ、たまに出てきて欲しいわ!サプライズでっ!
って思うわ。

真夜中のコンビにも不思議だった。
迎えを待っていたんだけど、店員話し掛けてきてびっくりしちゃったわ。
「電車待ってるんですかっ?」って。
あきらかにこの田舎に、もう終わってるのはわかってるっちゅうねん。
なんだかなぁと思い、そろそろこの店員2人の空間も辛いとのことで、レジへ行ったら笑顔で「12時になると新しい雑誌入ってくるんですよっ!」と。
え???それって何?
もう少し居ろってことかしら?
いや、考えすぎ?
それともあたしが雑誌待ってるとでも思って、教えてくれたのかな?
と思ったけど、もうレジきちゃったしさ、買うしさ、出てくしさ。
と思って「そうですか・・・」としか言えず。
いや、なんだろうね。
不思議な会話だ。

外に出ると寒くて、ジャンプをして動いた。
けど、周りに人間のいない1人の場所では、いくらジャンプをしても全く持って暖かくならない。
人間の熱気ってすごい。
明日はまたそれを体感しに行く。

楽しみ。

今日はステキに輝く強い人を見つめることができた。
ほのかな熱気で見守る、暖かい人たちもみた。
あたしが涙している場合ではない。
ずっと見つめていたい。
応援したい。
そう思った。

ステキになりたい。

あたしも輝きたい。

誰かの星になりたい。

星になってみたい。
そして、月とダンスだ。

火星も木星も蹴飛ばして、太陽の暑さを吹き飛ばし、地球より青い空を持って、いろんな形に輝きたい。

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