カキトメタモノ

東京の駅の風景をTVで見て思った。

あたしはやっぱり住めない。
毎日あの人が詰め込まれた箱に乗れない。
人間がいればいるだけ一人一人の生活や思惑があって、それを考えてしまって、今にも漫画みたいに一人一人に沢山の吹き出しが出てそうだ。
個々を見れば、さらにその人の今考えてることなどを考えてしまう。

だからそういったものに苦しめられないためにも、人が沢山いる場所では無意識にかつ非常識にならないように過ごしたい。
けどそれってとても辛くて、本当は常に感覚を研ぎ澄ましていろんなことを吸収したい気持ちでいるあたしには、どうしたらいいかわからな状況。
慣れはあたしを楽にさせるけど、それはある意味刺激を受ける感情が麻痺してしまった、あるいは抑えることを覚えた、あるいはそこで何かを感じるということを無くしてしまったことになる。
そんなことは辛いしイヤだ。

だからといって無理に電車に乗れば、感情や考えを抑える自分が耐えられないし、耐えなくてはいけないという事態もイヤ。
感覚を閉ざすこともしたくない。
だから私は逃げる。そこに近づかないで生きる。

誰だって感情が無くしゃべらない人間でないものと向き合えば、楽になるんじゃないの？
誰と居たって少なからずとも、ストレスを受けるんじゃないの？
生きている人間同士が向き合えばさ。
あたしはそれが、人間がいればいるだけストレスに加算される。
仕方のないことだろう。

だから星や月を見て落ち着けんだよ。


人間の心なんて、数字になんてできないししたって全く無意味だけど、数字によってなんとなく見える気持ちもあるような気がする。
見えてしまう時がある。
それに気付いてしまう、そんな自分がイヤ。

言ったこと、言ってしまったことを後悔している。
もう少し慎重に、もう少し先を考えて発言すればよかった。
人と話すといつもこれだ。
語りたいことはそんなことじゃなくて、思っていることはそんなことじゃなくて、また失敗してしまったと後悔している。
繰り返しがやまない。
物語や空想に逃げても、生きている現実は人間だらけで、そこから逃げるわけにはいかないんだよ。

本当はもっと新しく人に出会いたいよ。
後悔なんてする暇無いくらい、人と話して自分の思いを伝えたり、夢や希望を語りたい。
語り合って意見をし合える人がそばにいないよ。
出あっていないかもしれない。
いたとしても、遠くてなかなか会えない。
自分で自分を損させている。

あー大人になれない。
嘘が付けない。
社交辞令言えない
うまく話し合わせられない。
心にもないことを軽く口にして、数字ばかりを気にする自分なんてもう二度と見たくない。
けどそのまま生きていたら、いつもその都度の行動に後悔している。
それに、うまく生きられないのもわかっている。
わかったうえで、できないしできない自分に嫌気がさしている。


自分の思っていること、好きなもの全部、考えに自信がないから他人に教えたり伝えたりできないんだよ。
なんで他人の評価や見えない思いを気にするんだろう。
なんでこんなに自分に自信がもてないんだろう。
指導者には絶対になれない。
人前で、自分の考えや思いを述べる立場の人間になれない。

自分の夢も自分の能力に自信がもてないから近づけないし、それを他人にも話せない。
なんとも思っていないふり。
そうやって口にもしないから、いつからか自分でも大事な思いを見失ってしまうんだ。
そんな気がするよ。
それじゃあいけないのはわかっている。
だからここに書いている。

なんにもできないけど、こう思ったことは忘れないように。
他人を意識しすぎたり、自分と他人を比べて評価して自分を落としてばかりいたら、本当に自分自身を見失うよ。
誰も知らないまま。
誰にも伝えないから。

本当は、もっとたくさん自分の思いや夢を伝えて、他人と関わって生きたかったんじゃないの？



根暗だなぁと思う。
他の人が楽しそうに話しているのを見て、なんの話で盛り上がれるのだろう。
どうやって話しかければあんな楽しそうにに会話できるのだろうと思う。
わかんないなぁ。
あぁこんなこと考えるなんて暗い。
そして面倒くさい。
遮断したい。
なにもかもを閉ざしたくなる。
話しかけられても、どうでもいい繋がらない話をしてしまう。
意味不明なさ。
あ〜ぁあ〜ぁあぁ。
意味不明さ。


昨日の「しちょう」というのを「視聴」とぜんぶ書いていた。
まぁいいか。
「試聴」だね。
まぁいっか。