ゆらゆら白い湯船に星

浮かべたい。
取ってちりばめたい。
きれいな星を、ユラユラ湯船に。


「自問自答してみて―・・・」
と言われたのですよ。
・・・・・・
これ以上どう自問自答しろと。
しまいにゃ自分を消してしまいそうだぞ。
そんな事は言えないが、「しすぎて困ってる」と答えた。
伝わらないな。これだけじゃ。
別にいいけど。
彼女の言いたいことはわかるよ。
もっと自分の態度のどこが悪かったからこうしようとか、
人に対してこうしようとか、楽しむ為にはどうしたらうまくいくかとか、考えてみていい方向にもっていってほしいなってことだと思うんだけど、だけど今のあたしにはそんなの全て思いついたって否定することしかできなくて、いくら自問自答しても自分の無力さと愚かさを見つけることしか出来ません。
質問の内容を1個1個書いてください。
それを自分で自分に問い掛けても、見えているのです。
明るい答えは見えません。
けど、それを他人に同行してもらおうと言う気も起きず、頼りたくもないし、何も出てきません。

だっていつだってフラットに明るく楽しく、何事にもめげず生きることなんて出来ないでしょう？

本当は申し訳なくて、埋まって消してしまいたい位ですが、授かった命無駄にしたくもないからそんなこともできず、いつもその絶望と希望をいったりきたりして生きているのでしょう。
誰だってそうじゃないのかしら？
それでないと、潰れてしまう。
どっちにいったままでも潰れてしまう。
精神的にも人間的にも、成長できないでしょう？

あたしはその1個1個を全て理屈こねて並べるのが癖になっていて、
考え過ぎてしまっているのかもしれないけど。
理性的な自分はもう沢山。

だからね、とりあえずいい子に素直に「自問自答」なんて出来ないよ。
したって意味が無いんだ。
それならあなたが質問をぶつけてくれ。
あたしは時間をかけて答えるよ。
それしか出来ない。
思いは1個じゃないから、うまくまとめられないんだ。
いつも矛盾してるんだ。
絶望と希望のどちらを尊重したらいいんだ？
どちらを主にして話したらいいんだ？
何が自分を壊しているのかわからない。
矛盾はいけない。
だけど起こる。
いったりきたりする気持ちを定めることは不可能。
その感情は抑えられない。
人前で涙を抑えるのとは違う。
無理だ。
自分に嘘がつけない。
それがしかも絶望の時な程、その痛みを素直に受け止めすぎて気持ちが負けてしまうんだよ。

もう話したくないよ。
ごめんなさい。
けど、あなたはお医者さんでもないし、すべて話して委ねることも救うこともできない。
いなくなってしまう人間になら・・・なんてくだらない幻想を抱きたくない。
いつだって忘れられる存在。
だから早く忘れてください。
あたしのことなんて。
人に危害は加えないよう、迷惑をかけないよう極力気をつけてひっそりとやってますから、安心して忘れてください。

後悔をしているんだ。
中途半端な感情を言ってすみません。