投げやった続き

どうしてこんなに他人との関係に悩むことになったのだろう。考えてしまうようになったのだろう。
けど小さい頃から自信が無かった。
自分の存在に自信が無くて、意見もうまくいえず、他人を見て真似てみたりして、けど自分は自分なんだ人と違うんだって言うのはわかっていて、けどどうしたらいいんだろう、どう自分を出したらいいんだろうって悩み続けながら大人になってしまった。

変わらないまま。
今も自分が見えないまま。
今も自分に自信がないまま。
今更人の真似なんてできるわけもなく、他人と同じ事はできないのもわかっているし、みんな違うのもわかっているし、だけどどうしたらいいのか。
其れゆえにどう自分を生かせばいいのか。
今の自分のままで困らせる人がいる。
迷惑をかける人がいる。
他人も親も。
なにか、この子はダメだって思わせるものが有る。
それが他人にも目に見えてわかるほど、自分がダメなんだ。
隠すことは出来ない。
なら、隠さず自分のやりたいことを思うことをし続け、言い続け、自己主張を自分の中だけでなく他人にも広げるべきなのか？
それを投げやりっぽくなく、事項に基づいて。結果も出せれば誰にも何も言わせない自由で自信の持てる自分がいるかもしれない。

そうなれるかもしれない。

だから何も聞かないで。
自分自身でさえ理解できないあたしの思考回路を、人に打ち明けることなんて出来ないのだ。
増してやカウンセラーでもない相手に投げかけるのなんて、無謀もいいところ、迷惑もいいところ。

だから聞かないでいてくれ。
あたしも、黙っていればいいんだ。
黙っていたい。

自分でだって解っているんだよ。
迷惑をかけているよ。
心配をされているよ。
邪魔にも思われているよ。
だけどね、解ってるけど自分をどう動かしたらいいか自分自身がわからないんだよ。
何を見ても、何を感じても自分のプラスに力を失っている気がしたよ。
すべて後ろ向きなものしか生まれてこないんだよ。
いつまでも親のすねかじりのままでなんていられないよ。
手伝いもせず、のほほんと好き勝手に生きているようにしか見えないよ。
本当は色々考えてるけど、言葉にしないから考えていないのと同じだね。
本当は親孝行も、嬉しがる様な事もしてあげたいけど、実行していないから、考えていないとの同じだね。
わかってる。
幸せに大切な人を見つけ、子供が生まれたりしてる親戚や友人や知り合いを見て、あたしも早く親を安心させたいと思う。
だけれども、あたしは大切な人なんて見つかりやしない。
こんなに人を閉ざしていて、自分を遠ざけて、電話だって出ないで、なんでだかわからないけど、誰とも深く関わろうとしない。
関わることがこわいんだよ。
不確かなもので繋がれる感じが、目に見えないのにそこに縋る気持ちが生まれないんだよ。
あたしには無い感情だよ。
それ以前に、自分に自信が無いんだ。
自分が一生支えあう相手を見つけて支えあえる自信、そして生まれる命を守り抜く自信、何より自分が自分を愛して幸せになれる自信がない。
自分が愛せなんだよ。
だから人にもこんな自分恥ずかしくて曝け出せなくて、隠して黙って生きるんだよ。

本当にこんな自分バカだと思うし、情けないし親にも申し訳ない。
だけど、こうしか考えられないんだよ。
こういった思いしか浮かんでこない。

目に見えない音楽の世界がさ、どんどん動く。
耳だけに感情を委ねて、色んな物を吸収し感じられたら。
目は時に不必要だと思うことがある。
あたしはその目によって、ものを愛しているのかもしれない。
つく出したいものだって、目に見えるものだもの。
あたしは何か騙されている。
あたしは何か自分を騙している気がする。
目に見えるものも、目に見えないものもやっぱり不確かで永遠でないから、やっぱりどれもすぐ疑えるものであたしはどれを選びとることも踏み出すことも出来なかった。

考えればキリがない。
こわいものはキリがない。
これから楽しいことを思い浮かべて書き込んだ方がいい。
そうしたい。
けど、楽しいことなんて、過去の小さい記憶でしかない。
どうしてこわいもの、つらいものは痛みを伴い胸を指すように今でも思い出せるのに、
楽しいことはそのときの胸の高鳴りが痛みよりも突き刺す物が弱く、うまく思い出せないんだろう。
痛みを知った方が、生きる為に必要なことなのだろうか？
だからそうできているのだろうか？

楽しみより、苦しみのが身体に来る痛みや感情の増減が激しいのは、その為なのか？