見方。

2004年12月31日
人間が作って表現している物を好きになって突き詰めると、
盲目になるのねぇ。
それがこわくて、よしたかった。
盲目はこわいしね。絶望もあるじゃない。

なんていうか、想像だけでよかった。
例えばその人のインタビューなんて読んじゃうと、人間味が溢れていて、情も出てきちゃって理解しようとしちゃって自分の想像力が失われるっていうか。
作品だけで感じてて、その作った人の思いとかを想像するまででいいかなって。
それがどうしてこうだからこういう作品になったとか、解っちゃうとそういう見方でしか理解できなくなって、つまらなくなるっていうか。
失敗したなと。
結局は全てあたしのものになるのではないんだから、想像力とその作品だけをあたしのものとしてステキに感じていればいいんだな、と思った。
で、あたしはいま少し後悔している。
インタビューを読んでしまったのだ。
ちょっと心にもやもやが残る。
くだらない発言とかは聞いていて楽しいし、その時だけの言葉として流せるけど文として残っていると、どうしても心にも残って気になってしまう。
理解は出来るが実体験の無いあたしには、なんだか悔しい話で、しかもあたしは女だし、その人には近づけないしその人にはなれないし、どうしたもんだか。
なにを胸に残しているのかな?
なんていうか、腑に落ちない感じだよ。

読まなきゃよかった・・・と後悔している。
はまるとよくない。
なんかその人たちの思惑通りみたいになっていそうで。
商業側の思惑通りの消費者?みたいになっていそうで。
すみません。
だけど、はまりたくないんです。
けど、気になるんです。
新しいものが気になる。
その人の作り出す作品の中の思いが気になる。
だからいいんだってば。
想像だけで。
自分に重ねた想像だけで。

そうしよう。

人の日記も読みすぎると、その人の行動思惑がとても気になってしまうので、よくないわ。

あたしはあたしだけの見解で、好きなものを見つけていけばいいんだよぉ!
流されないでいよぅ。

流されても、結局どこか空っぽなんだ。
カッコいいのはわかるけど、胸になにもこないんだよ。
きっとね。
ずっとそう。
胸を打つものなんて稀に出会わないから。

恋だってすっごい少ない人間だぜ?
やすやすと好きになるものに出会えないんだよ。

あたしの基準は厳しい。
簡単には胸が打たないようになってるのね。
悔しいけど、だからこそ好きになったものは長くとことん大事にするんだよ。

そういう自分を愛していこうぜ。

あまりはまりたくないけど、はまってしまうものもあるって仕方ない。
けど盲目とは認めない。
もっと広い目で見ているのは本当。
その中で選んたものは1つだけだったりするから、仕方なんだ。
盲目ではないんだよ。
いいんだよ。それで。
広い目で見ているよ。
大丈夫。

あたしは色んなものを見ているよ。

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